高等部4年 生物 「デヒドロゲナーゼの実験」
2019年04月06日 News
デヒドロゲナーゼとは脱水素酵素のことであります。
ほとんどの生物にあるミトコンドリアの中で、せっせと基質から水素をはぎ取る酵素です。
今回はその働きを見る実験をしましたが、気泡として発生しませんので、青色のメチレンブルーと結合させ、色の変化によって反応を確認しました。
試薬を準備します。 40℃のお湯も準備します。
メチレンブルーをたらします。 根気よく溶かします。
ガラス器具にワセリンを塗ります。 ぬりぬり。
反応液を器具に注ぎます。 ツンベルグ管といいます。
続いて脱気をします。 アスピレーターで空気を引きます。
常温で沸騰します。 酸素を除去するためです。
元はこんな色です。 こんなに色が消えました。
空気を通じると色が戻ります。 美しい実験です。