中学3年 理科S 「ムラサキツユクサの孔辺細胞とおしべの毛の観察」
2020年07月09日 News
中学3年生は植物の光合成器官である「葉」について、そのつくりを学びました。ただ緑色に見える葉でも、その中身は細かく役割分担されています。葉を守る「表皮細胞」、光合成が主な仕事である「柵状組織」「海綿状組織」、物質の輸送通路である「道管」「師管」を含む「維管束」、外界との気体のやり取りを行う「気孔」を形作る「孔辺細胞」など、様々です。
今回は、「気孔」を形作っている「孔辺細胞」と、細胞が数珠状に並ぶ「おしべの毛」の顕微鏡観察をしました。運の良い生徒は「細胞質流動」まで観察できました。
「斜めちぎりの術」です。 薄皮が見事に取れます。
孔辺細胞です。
おしべの毛の細胞です。