「水の電気分解」中学1年,2年生
2021年02月05日 News
中学1年,2年生では,化学の学習で「水の電気分解」を行いました。教科書では電流が流れやすくするために水酸化ナトリウムを溶かしますが,危険なので炭酸ナトリウムを使っています。セスキ炭酸ソーダともよばれていますね。今回は電気分解装置作成→電気分解観察→発生した2種類の気体の性質の確認→ワークシート記入,と50分で盛りだくさんの内容です。今回の装置ももちろん100均ばかりです。
炭酸ナトリウム水溶液に電流を流し5分ほどすると,陰極での発生気体:陽極での発生気体は,体積比が教科書通り2:1になりました。みんな「おおーっ。」と声を上げて納得です。タレびん一杯に水素が集まったところで,本当に水素は「ポンっと音を立てて燃える」のか実験です。そして酸素は「火のついた線香が激しく燃える」のか。本当でした(笑)。実際にやってみたことがない生徒が多かったのでみんな感動していました。まさに,やってみなくちゃわからない!おまけで,気体がたまる間に,水素2:酸素1の混合気体(爆鳴気)の爆発を。予想以上の爆音と閃光に大興奮でした。今回使用した実験材料はどれも身近にあるものばかり。ぜひ皆さんもご家庭で“化学実験”してみませんか。
1年生
2年生