中2 備長炭 電池実験
2022年01月21日 News
中学2年生では,「イオン」の学習をしています。先日行った電気分解は,電気エネルギーを加えて化学エネルギーを起こさせること。今回はその逆で,物質のもつ化学エネルギーを電気エネルギーとして取り出す実験,つまり「電池」を作ります。材料は,食塩水,アルミ箔,備長炭という簡単に手に入るものばかりです。注意点と簡単なつくり方をアナウンスし,一人1個の備長炭電池を,さぁ作ってみましょう。そして,電池として成立していればオルゴールが流れ音で確認できます。しかし「鳴りません!」「ジジジしかいいません!」がいたるところで…。どうすれば電池になるのか,電圧を可能な限り上げるには何が必要かを考察して…。そして,ほとんどの生徒が時間内に完成させていました。さらには,備長炭電池の電圧は0.6V~0.9Vで,「だからオルゴールが音痴なんだね。」と納得の様子でした。
「楽しかった!」「炭で電池ができるのが驚き!」「もっと電圧の大きな電池をつくってみたい!」といった声が聞かれました。