子宮頸癌ワクチン接種講演会
2022年12月21日 News
12月3日(土)に中学3年生から高校3年生を対象に、「子宮頸癌ワクチン接種講演会」が宮崎県産婦人科医会の会長川越靖之氏のリモート講演で行われました。 子宮頸癌はヒトパピローマウィルス(HPV)の感染が原因で起こる癌。感染は女性のみならず男性にも起きる。 日本は諸外国と比べてワクチン接種の後進国であるらしい。 ワクチン接種によって予防できる癌は「B型肝炎」と「子宮頸癌」の2種だけであり、諸外国では医療が十分に行き届かない地域でさえ80%以上が接種している一方、日本では全体の1%ほどしか接種していないのが現状。産婦人科学会では大きな問題ととらえているとのこと。 世間一般の意識も関心もまだ低いが、これを機会に自分の命と他者の命を守るためのワクチン接種のことをあらためて考える機会となった。