中学3年　理科S　「タマネギの根端分裂組織の観察」～難易度MAXです～

3年生は「遺伝情報の分配」について学びました。そこで今回はタマネギの細胞分裂の顕微鏡観察をしました。発根したタマネギの種を固定液で固定し、薄い塩酸を使って細胞を解離した後、酢酸オルセイン溶液で染色します。うまくいけば分裂期特有のリボン状の染色体を見ることができます。運が良くても分裂期の細胞は５０個につき1～2個ほどしかありませんので、なかなか難しい観察です。ですが、さすが顕微鏡観察に慣れている生徒たちはほとんどが自力でリボン状の染色体を見つけることができました。この土曜日の実験に合わせて月曜日に種をまき、時々様子を見てベストなタイミングで固定しました。うまくいって良かったです。